第４回山田湾まるごとスクール①

こんにちは、まる子です！

9月3日～5日に、第4回山田湾まるごとスクールを開催しました。

その内容を少しずつブログに書いていきますね。

初日は新花巻駅に集合し、JR釜石線で遠野にむかいました。

参加者は私たち含めて14名で、遠野からレンタカーで山田町へ。

もともと釜石からレンタカーの予定だったのですが、台風10号の影響で前日まで釜石線一部区間がストップしていたので、遠野に変更したんです。

今も盛岡～宮古間の国道106号は一部通行止めになっていて、三陸に出るには大きく迂回しなければいけません。

山田町は被害があまりなく、ツアーを行うことができました。

山田に着いてからは、山田史談会のみなさんと川端コレクションの整理作業を行いました。川端コレクションとは、山田史談会の川端弘行さんが収集され、大震災で被災した縄文土器等の資料です。去年のまるごとスクールではその土器洗いをしました（第3回まるごとスクール2日目）。

去年、土器洗いは全部終わらなかったのですが、教育委員会のみなさんが残りを洗ってくれていました！（場所もいつも提供してくださり、感謝の言葉しかでてきません・・・）

そこで、今回は次のステップとして、土器の分類に着手しました。時期を特定する前に、土器の口縁部（上の部分）、胴部（真ん中の部分）、底部（下の部分）にわけて、どのくらいあるのか数をかぞえました。

参加されている中には、発掘や土器の実測を経験されている方々もいて、

すばやく分けていきます。

縄文時代を専門としている、鈴木正博さんたちの解説付きです。

関東では見ることのないデザインに、参加者の皆さんも感動していました。

まさに宝の山です。

（写真は一部です）

これからも町のみなさんと一緒に、この資料の魅力を勉強し、そして発信していけたらな、と思っています。

夜は山田史談会のみなさんと、初めてのお店「笑多」にて懇親会。

みんなで山田町について語り合いました。